Autodeskとヒューレット・パッカードが3Dプリンティング分野で協業
2014/12/11 11:00
米Autodeskと米ヒューレット・パッカード(HP)の両社は、3Dプリンティング技術に関して、3Dプリンティング業界の発展のために新しい取り組みを行っていくと発表した。12月2~4日にラスベガスで開催されたAutodeskのユーザーイベントで明らかにした。
HPはAutodeskの3Dプリンティング向けのオープンソフトウェアプラットフォーム「Spark」を、HPの3Dプリンティング技術「Multi Jet Fusion」と統合して、3Dプリンタ関連技術の革新的な向上を目指す。3Dプリントの高速化や品質、信頼性の向上、さまざまな種類の素材や特性を兼ね備えた3Dプリンタ関連製品を開発、製造するためのツール群を提供できるようになるとしている。
Autodeskは今年春に3Dプリンタ事業への参入と、オープンな3DプリンティングソフトウェアプラットフォームSparkを発表し、ラスベガスで開かれたイベントでは同社初の3DプリンタでSparkのリファレンスデザインでもある「Ember」を披露 している。
もう1社のHPは、よく知られているように2Dプリンタの巨大メーカーであり、11月に2016年に産業用3Dプリンタ事業に参入すると正式発表していた。