【トークイベント】fabcross Meeting vol.01 〜ブームで終わらせない『次世代ものづくり』のあり方
開催日時
2014
- 3.23 13:00〜19:30
参加者数
0/120人(定員)
開催場所
株式会社メイテック7F イベントスペース
〒107-0052 東京都港区赤坂8丁目5-26 赤坂DSビル7F
(銀座線・半蔵門線・大江戸線「青山一丁目駅」より徒歩3分 千代田線「乃木坂駅」より徒歩4分/途中入退場自由)
※本イベントは終了しました。今後のイベント情報をいち早く知りたい方は会員登録をお願いします。
3Dプリンタやデジタルインフラの加速度的な発展など、ものづくりの環境は急速に変化しています。
fabcrossは、その最前線の情報を提供することで、新しいものづくりに挑戦している、またこれから挑戦するエンジニアたちを応援することを目的のサイトとして昨年10月にスタートを切りました。
今回は、fabcrossサイトでの情報提供から発展し、サイト内で取り上げてきた実際にものづくりの最前線で活動しているプレイヤーと、サイトの読者であるエンジニアの皆様を集め、トークセッションを行います。
このトークセッションが、ものづくりの現状や、未来でのあり方について考えていただくきっかけとなればと今回の企画を実施いたしました。これにより、若手の育成や、業種を超えたコラボレーションを生み出すきっかけとなり、ものづくりのイノベーションの促進などに寄与したいと考えています。
今回はシリーズ第一弾のイベントとして、クラウドファンディングを活用して国内外に製品を展開するメイカーズ企業から既存の概念にとらわれないロボティクス開発、成熟期を迎える3Dプリンタの活用まで、旬のテーマを時代の最前線で活躍する方たちが講演します。
【イベントレポート】
RAPIROに学ぶ、戦略的クラウドファンディング
20代ロボットメイカーズが語る、ものづくりで大切なこと
3Dプリンタをブームで終わらせないために
社会で活かせる環境をつくる——求められる次世代ものづくりのあり方
プログラム
第一部:CES2014からみるものづくりのこれからと機楽の挑戦
ゲスト:機楽株式会社CEO 石渡昌太氏
日本で初めてKickstarterで資金調達に成功したロボット工作キット「RAPIRO」を開発している機楽。
世界最大の国際的家電・コンピューター展示会CES 2014に出展して感じたグローバルのものづくりの現状と可能性や機楽の今後の展開についてお話しいただきます。
第二部:次世代ものづくりのクリエイティビティ
ゲスト:スケルトニクス株式会社 白久レイエス樹氏、株式会社 V-Sido 吉崎航氏
開発環境の変化によって、新しいものづくりの担い手が誕生しました。
研究をもとに事業を起こす人、研究をもとに新しい開発に取り組む人など、キャリアもさまざまです。その中でも、注目を浴びている分野として、ロボティクス開発があります。
このセッションでは「モーターが搭載されていない動力拡大型スーツ」や「プラモデルからクラタスまでを思いのままに操作できる制御システム」といった、新しい感性と発想力をもとに次世代のものづくりの分野を切り開こうとしている二組の若手研究者たちが考えている未来についてお話しいただきます。
第三部:3Dプリンタの可能性と多様性
ゲスト:3Dデータを活用する会理事長 相馬達也氏、RepRap Community Japan代表 加藤大直氏、ビークル株式会社執行役員 片岡豪太氏
近年Fablabの世界的な広がりや、レーザーカッターや3Dプリンタがさまざまなカフェやオフィスにまで常設するようになるなど、ものづくりに関する環境が普及しつつあります。
しかし、3Dプリンタを一つをとっても、それぞれのツールの使い方は設備が持つ特性などによって異なります。このセッションでは3Dプリンタの具体的な活用方法やプリンタが持つ可能性を最大限に活かし、多様なクリエイティビティを発揮させるために必要な考え方についてお話いただきます。
■ 関連記事
オープンソースで3Dプリンタを作る!——次世代ものづくりコミュニティー「RepRap」
3Dデータを活用する会・3D-GAN(東京 秋葉原)
第四部:ブームで終わらせない『次世代物づくり』のあり方
第一部から第三部までに登壇したゲストに再度登壇いただき、ものづくりの現状と課題、これからの展望について、それぞれの意見をもとにディスカッションします。
スケジュール
12:00 | 開場 |
---|---|
13:00−13:10 | イベント開始、挨拶 |
13:10−14:10 | 第一部 |
14:20−15:20 | 第二部 |
中休憩 | |
15:40−16:40 | 第三部 |
16:50−17:50 | 第四部 |
18:10−19:30 | 懇親会 |
19:30 | イベント終了 |
よくある質問と回答
Q.事前支払い方法について教えてほしい
事前決済は、イベント用代金決済サービスpeatixを利用しており、クレジットカード決済やコンビニでの店頭支払、ATM振込に対応しています。 イベントお申込みからお支払までの流れは以下の通りです。
- 事前にfabcrossの会員登録が必要です。登録後、ログインした状態でイベントページから「参加する」ボタンをクリックします。
- 1時間以内にご登録いただいたメールアドレス宛てに、入金するために必要なpeatix内専用サイトのURLとパスワードを送信いたします。
- 専用サイトログイン後、「チケットを申し込む」ボタンから支払画面に遷移します。
この際、peatixのアカウントが必要となります。アカウントをお持ちでない場合は、peatixの登録ページにて作成してください。 - 決済方法によって画面の内容が変わります。詳しい手順についてはpeatixのヘルプセンターをご参照ください。
- 決済完了画面に遷移したらお申込み完了です。イベント当日は受付で係員にお名前をお知らせください。
なお、当日のお支払いにも対応しておりますので、ご都合のいい決済方法をご選択ください。
Q.子どもとの参加は可能か
はい。未成年のお子様も参加可能です。
保護者同伴であれば18歳未満のお子様は無料でご参加頂けますので、イベント当日に受付で保護者同伴である旨をお知らせください。
イベント概要
-
日時
3月23日(日)13時00分~19時30分(入退場自由) -
場所
株式会社メイテック7F イベントスペース -
定員
120名 -
参加費
1000円
※申込後、ご登録いただいたメールアドレス宛てに1時間以内に参加費お支払に関するメールをお送りしますので、事前支払いをご希望の方はメール内の手順に沿ってお支払いください。メールが届かない場合は迷惑メールボックスに届いていないかご確認の上、お問合せフォームよりご連絡下さい。
また当日お支払については現金のみでの受付となりますので、ご注意下さい。 -
お問い合わせ
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登壇者
-
石渡昌太
機楽株式会社 代表取締役CEO。
「かわいい」と「テクノロジー」を組み合わせて、少し先の未来を表現するクリエイター。
プロダクトデザイン、組込み開発、展示製作やそのアートディレクションを手掛け、造形から縫製、機械設計、回路設計、プログラムまで一貫して一人で開発している。2011年にはnecomimiのプロトタイプ開発に携わり、同年に機楽株式会社を設立。
2013年にはロボット組立キット「RAPIRO(ラピロ)」をKickstarter UKで発表し、1千万円以上を調達。
その後、国内のクラウドファンディング Makuakeでも5百万円以上を調達し製品化を実現。現在は「RAPIRO」の量産化に向けた事業展開を進めている。
http://www.kiluck.co.jp/ -
白久レイエス樹
沖縄高専機械システム工学科卒業。
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻 在学中。スケルトニクス株式会社代表。
パワードスーツ、海中ロボットに興味を持つ。
http://skeletonics.com/ -
吉崎航
人型ロボット用ソフトウェアV-Sidoを開発。株式会社V-Sido(ブシドー)代表。
未踏IT人材発掘・育成事業2009年度上期に採択。天才プログラマー/スーパークリエータ認定。
水道橋重工ソフトウェア担当として、巨大油圧駆動ロボット「クラタス」の製作にも携わる。
http://vsido.uijin.com/ -
相馬達也
一般社団法人3Dデータを活用する会・3D-GAN理事長
90年代初頭からCAD/CAM/CAE/PLM企業において工業デザイン、設計・製造、生産分野における3D化に携わり、 大手自動車・家電メーカー、金型・部品加工メーカーからフィギュア等のホビー製品市場まで幅広く活動。
株式会社グラフィックプロダクツ執行役員兼株式会社リアルファクトリー代表を経て、07年10月に株式会社ツクルス(tkls)を設立。従来の枠にとらわれず、「ツクル・ココロ」を広範囲に支援する企業活動を展開中。1991年 関東学院大学卒。
http://www.3d-gan.jp/ -
片岡豪太
2002年、外資系石油元売り会社に入社、人事のグローバルベストプラクティスの導入に関わる。
その後2社のベンチャー企業と電子部品メーカーを経て、ものづくりに対する3Dプリンターの影響力を見極めるためビークル株式会社の創業メンバーとなる。
2013年8月に3Dプリンタオーナーと3Dプリンタを使いたいユーザーを繋げるマッチングサービス"Crew3D.com"をリリースし現在に至る。
一般社団法人3Dデータを活用する会・3D-GAN理事。
http://crew3d.com/ -
加藤大直
Genkei代表社員 兼 RepRap Community Japan 代表。
ニューヨークにて美術大学卒業後、現地の建築デザインオフィスでプロダクトデザイナーとして、 多数のプロジェクトに参加。
プロダクトデザインの経験を生かし、デザインから設計まで手がけた オリジナルの3Dプリンターを次々と開発。 現在までに開発した3Dプリンターは7種にも及ぶ。
2011年11月、RepRap Community Japanを共同発起し、代表を務める。
MITビジネスプランコンテストファイナリスト。 日本経済新聞、NHK、フジテレビ、テレビ東京など、メディア取材・出演多数。
http://www.genkei-inspiration.com/
https://sites.google.com/site/reprapcommunityjapan/
参加者数
15/120人(定員)