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スイッチサイエンス、Bluetooth搭載のmbed対応開発ボードを発売

スイッチサイエンスは2014年6月30日、Bluetooth Low Energy(BLE)の通信が可能なARM mbed対応開発ボード「mbed HRM1017」を2014年7月初旬に発売すると発表した。希望小売価格は5400円(税込)の予定。

mbed HRM1017は、Bluetooth Smartデバイスを手軽に開発できるマイコンキット。総務省の工事設計認証(いわゆる技適)を取得したBLEモジュールを搭載している。

ソフトウェア開発は、ARMが提供する無償かつWeb上の開発環境であるmbed環境で行うため、OSを問わない。パソコンに開発ツールをインストールすることなく、C/C++言語での開発ができる。豊富なライブラリおよびサンプルコードがそろっており、マイコンチップの仕様書を読むことなくすぐに開発に着手できるという。CMSIS-DAPデバッグアダプタを搭載しているため従来の開発環境を用いた開発も可能だ。

パソコンからはUSBメモリとして認識されるため、作成したソフトウェアのマイコンへの書き込みには、専用のソフト/ハードウェアが不要で、ドラッグアンドドロップするだけでよい。

マイコンなど組み込み機器向けの開発経験のない開発者でも、比較的容易にBLEを利用したiBeaconや無線センサ、IoT(Internet of Things)デバイスなど、Bluetooth Smartデバイスの開発が可能としている。 

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