Raspberry Piを使ったタッチスクリーン付きデジカメ「SnapPiCam」
2014/08/05 17:00
「SnapPiCam」はRaspberry Piを使ったタッチスクリーンで操作することができるDIYデジタルカメラ。ハードウェア、ソフトウェア共にオープンソースだ。Kickstarterで資金を募っている。
SnapPiCamには、Compact、Adventurer、MegaZoom、MegaZoomPlus、というそれぞれに特徴を持つ4タイプがある。
Compact(89ポンド、約1万5400円)は最も基本的なキットで、カメラはRaspberry PiのGPIOヘッダーに直接接続したボタン基板で制御する。The Adventurer(139ポンド、約2万4000円)は機能を増やし、2.8インチタッチスクリーンと4つのボタンで制御する仕組みとなっている。またMegaZoom(184ポンド、約3万2000円)はSnapPiCam本体の前面に4~12倍レンズを装着することができる。MegaZoomPlus(209ポンド、約3万6000円)はさらに6~18倍レンズと、2倍ズームレンズが付属している。0.67倍ワイド&マクロレンズや180度魚眼レンズも装着できる。
無線LANドングルをUSBポートに挿してワイヤレス撮影も可能で、撮影画像はWi-Fiルータを経由してDropboxに直接アップロードすることもできるため、メモリの心配も不要だ。電源は充電式で、ミニUSBケーブルから充電ができ、バッテリーの残量もゲージを見て確認することができる。
カメラのイメージセンサは5メガピクセル。本体の色はグリーン、イエロー、オレンジ、レッド、ブルーの5色の中から選べ、ネジの色もブラックとシルバーの2つから選べるので、非常にカラフルで楽しい製品となっている。なお、日本への送料は別途20ポンド(約3400円)必要。