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オープンソースのデスクトップレーザーカッター「Smart Laser Mini」発売

エーエスシステムが運営するsmartDIYsは、オープンソースの組み立て式デスクトップレーザーカッター「Smart Laser Mini」を発売した。青色ダイオードレーザーを搭載し、薄い素材のカット、木材や革などの表面へ刻印が可能。価格は4万9800円(税別)。

Smart Laser Miniは、外形サイズ510×480×140mm(ケーブル含まず)、重さ約2.8kg、加工エリアは280×230mm。光源に1.6Wの青色(445nm)ダイオードレーザーを採用しており、画用紙やフェルト、薄いベニヤ板のカットができ、木材や革、コルク、アルマイト加工したアルミニウムなどの表面に刻印加工ができる。コントロールソフトウェアはWindows、MacOS、Raspberry Piで動作するブラウザベースのソフトウェアで、SVGやDXFフォーマットのファイルを読み込んで、カット/刻印加工ができる。

組み立てにははんだ付けなどは不要で、一般的な工具だけで組み立てられる。レーザー部には光が漏れないよう保護カバーが付けられているほか、保護メガネも付属する。さらに安全のためSmart Laser Mini全体を覆う安全カバー(排気ファン付き)もオプションで用意する。

Smart Laser MiniのコントローラーはArduino MEGAと専用シールドで構成されており、ファームウェアを公開している。コントロール用の専用ソフトウェアはPythonで書かれており、こちらもソースファイルを公開している。ハードウェアについても、専用シールドのPCBデータ、回路図、メカパーツの設計データなど各種を公開している。

smartDIYsのブログによると、Smart Laser MiniをRaspberry Pi 2 Model Bでも動作させられたという。 

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