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センシグナルとクレイン電子、電子デバイスの企画から小規模量産までを支援する試作開発サポートサービス「トリプロ」開始

センシグナルはクレイン電子と共同で、電子デバイスの企画から小規模量産までを一貫して支援する試作開発サポートサービス「トリプロ」を開始したことを発表した。

同社によると、これまでの電子デバイスを用いた試作開発では、アウトソース先探し、マネジメント、外注先間コミュニケーション仲介などの人的負担が多く、不慣れな作業に時間を取られるといった課題があるという。また、製作数が数万以上であればサポートする企業はあるが、小ロットでは総合的なサポートをする企業も少ないという。

そこで、 電子デバイスを用いた製品を作ろうとする企業などに対し、目指すイメージを具体的な企画や設計へと落とし込み、試作や小ロット生産まで支援することを目的としてトリプロが立ち上げられた。センシグナルとクレイン電子の連携を軸として、必要に応じて両社のパートナーも含め様々な専門分野のプロフェッショナルとも協力し、クライアントがイメージする製品のプロデュース、具体的な製品に向けたプロトタイピング、量産のプロダクションの3つを網羅的に支援する。

東京のセンシグナルが東日本、大阪のクレイン電子が西日本の窓口となり、1製造ロットあたり1000台を越えない小ロット生産、学術向けやイベント、展示会向け、スタートアップのスモールスタート向け試作などの利用を想定している。

業務範囲は、電子デバイスを用いたサービスや製品、装置の企画協力、実現可能性検討、電子デバイスの回路設計、基板設計、部材調達、試作、小ロット生産(ロットあたり10~1000台程度)、電子デバイスを用いた装置のデモンストレーション企画とコンテンツ制作、電子デバイス用アプリケーションソフトやサーバインフラなどのシステムの設計、開発、運用などだ。

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