Super Gerbilは、マニュアルツールの自動化やCNC加工機の軸の追加、CNC加工機の自作などに活用できるCNC制御ボード。「Bronze」、「Silver」、「Gold」の3タイプを用意しており、Goldは最大5軸のマシン制御が可能で、Bluetooth通信に対応する。

Super Gerbil本体には、光カプラ入力、ステッパードライバー、DCモータードライバー、MOSFET出力ポートなどがオンボードされており、モーターやリミットスイッチなどをつなぐだけで、複雑な設定は不要だ。UGS（Universal G-Code Sender）ベースのオープンソースGコードセンダーが搭載され、USBかBluetooth（Goldのみ）接続によりスマホやタブレット、PCのアプリから加工機の制御できる。3モデルともST-Linkプログラマーが付属しており、容易にファームウェアのアップグレードができ、新たなGコードの取り込みも可能だとしている。

本体には、スピンドル変数対応、クーラント（ミスト／フラッド）用ポート、ATC用ポートなどが用意されているが、レーザー、旋盤、ミリング、プラズマカッター、ウォータージェット加工機など向けにも流用できる。

Super GerbilのBronze（3軸対応）／Silver（4軸対応）／Gold（5軸対応）の価格は、それぞれ199豪ドル（約1万6300円）／315豪ドル（約2万5800円）／415豪ドル（約3万4000円）。Silverにはアクリルケースが、Goldにはアクリルケース、組み立て／配線キット、Bluetoothモジュールが付属する。出荷は2019年3月以降を予定しており、日本への送料は20豪ドル（約1640円）／25豪ドル（約2050円）／25豪ドルだ。

Super Gerbilは、2018年12月6日までクラウドファンディングを実施中。11月19日時点で、1万5000豪ドル（約123万円）の目標額に対して約7700豪ドル（約63万円）を集めている。