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プライバシーを保護しつつ可能性は無限大——ブロックチェーン対応のIoT開発ボード「Elk」

ブロックチェーン対応のIoT開発ボード「Elk」がKickstarterに登場し、人気を博している。

Elk

Elkは、Ethereum、Whisper、IPFS(InterPlanetary File System)などに対応したIoT開発ボード。サーバーやクラウドサービスを介さず、直接、分散型ネットワークと通信を行う分散型IoTを構築できる。IoTとの通信は分散型ネットワークを経由したプライベート通信で行うので、ユーザーのプライバシーは完全に保たれる。

Elk
Elk

Elkを使うと、分散型オートメーションホームシステムやスマートコントラクトを実行するデバイスだけでなく、コーヒー代を暗号資産(仮想通貨)で受け取るコーヒーメーカーや、設定時刻に起きないと罰金を科すような目覚まし時計なども開発できるという。

Elk
Elk

Elkの大きさは55×25.5mm。Allwinner H3 SoC (Cortex-A7、1.3GHz、4コア)、プログラマブルコントローラーSTM32F411(Cortex-M4、100MHz)、512MB RAM、8GB eMMCを搭載している。

I/Oは、デジタル×28、アナログ×10、UART×2、I2C×3、SPI×3、PWM×21。このほか、Wi-Fi(2.4GHz)モジュールとmicro USBポートを備えている。ピンヘッダーはブレッドボード互換で、ブレッドボードに直接マウントできる。

Elkには各種プロトコルを使うためのArduino互換SDKのほか、携帯端末からWhisperプロトコル経由で通信して遠隔制御できる専用アプリも用意されている。

Elk

Elkの価格は、69ドル(約7400円)。出荷は2020年3月の予定で、日本への送料は7ドル(約710円)だ。本体のほか、電源アダプター、ブレッドボード、温度センサー、ポテンショメーターなどを含む「Starter Kit」は89ドル(約9500円)で、日本への送料は15ドル(約1600円)だ。

なお、ElkはWi-Fi通信を行うが、日本国内で無線電波を発射するには、技適(技術基準適合証明・認定)を取得し技適マークが付されていなければならないので、注意が必要だ。

Elkは2019年9月8日までクラウドファンディングを実施するが、キャンペーン開始から2日目で目標額2万ドル(約210万円)を達成。2019年8月9日時点で、目標額の1.5倍を超える約3万1000ドル(約330万円)を集めている。

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