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バッグパックに収納できる電動バイク——東大、空気で膨らませて使うパーソナルモビリティを開発中

東京大学工学系研究科の川原圭博教授の研究室では、バックパックに収納でき、空気で膨らませて乗ることができる電動バイク「poimo」の開発が行われている。

poimoは「POrtable and Inflatable MObility」の略で、パーソナルモビリティとソフトロボティクスの技術を組み合わせた、軽くてやわらかく安全な電動バイクだ。poimoのボディは熱可塑性ポリウレタン(TPU)製で、ボディ重量は2.3kg。1分程度で膨らませることができるという。動力はボディ下部のインホイールモーターで、バイクの総重量は7.8kg。poimoはまだプロトタイプ段階で、軽量化を含め、今後さらに改良される予定だ。

poimoは、自宅から駅へ、駅から大学へといった、いわゆるファーストマイルまたはラストマイルの移動手段を担うことを目的としている。2019年8月21日~23日に東京都竹芝で開催された「Tokyo Robot Collection」でデモ展示された。300人ほどが試乗し、多くの人がその乗り心地と可搬性に感心したという。

poimoの詳細は、ヒューマンインターフェースに関する国際会議「ACM CHI2020」のプロシーディングに収録されている。2020年4月25日~30日にアメリカのハワイ州ホノルルで開催予定だったCHI2020は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中止となったが、代わりにローカルイベント「Japan ACM SIGCHI Chapter」が2020年4月28日にオンライン開催され、poimoの研究発表も実施された。

fabcross for エンジニアより転載)

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