ドラレコ機能搭載、スマホ連動対応——AI搭載衝突予防システム「MINIEYE」
2020/09/07 13:00
AI搭載衝突予防システム「MINIEYE(ミニアイ)」が、GREEN FUNDINGで出資を募っている。
MINIEYEはリアルタイム3Dマッピングを搭載しており、車両のフロントガラスに取り付けたカメラが、前方の車両やオートバイ、歩行者、自転車、車線を検知する。自動車であればコンパクトカー、SUV、ミニバン、トラックなど、ほとんどの前方車種を認識し、車種別に異なるディスプレイ表示をしてくれる。
目玉となる機能の1つが、リアルタイム危険警告機能だ。検知した人や物体までの距離と相対速度に基づいて衝突するまでの時間を計算し、衝突の危険が迫るとアイコン表示と警報を発する。
また、これ以外にもさまざまな警報機能を搭載している。追突警報は時速30km以上で走行中、前方車両との追突の危険が3秒以内に差し迫った場合に警報を発してくれる機能だ。この他、前方車両との車間距離が近い時に警報を発する車間距離警報や、歩行者を識別し、走行スピードに応じて画面表示や警報で知らせてくれる歩行者検知機能、車線逸脱警報などを備えている。
ドライブレコーダー機能も搭載しており、収録した動画はパソコンやスマートフォン専用アプリで確認できる。
車への取り付けはシガーソケットを利用する。ディスプレイの大きさは2.4インチ、カメラには140°広角/F値1.8のIMX335センサーを採用しており、静止画の解像度は500万画素となる。動画解像度は1944/1600/1440/1080/720pから選択可能だ。
通常販売価格は5万6980円。GREEN FUNDINGでは、40%オフとなる3万3980円で購入できるプランなどを用意している(価格は全て税込)。
MINIEYEはGREEN FUNDINGで11月30日までクラウドファンディング中だ。目標金額50万円に対し、2020年9月7日時点で153万円以上を集め既にプロジェクトは成立しており、2021年2月以降に発送予定だ。