鍵のコピーサービス事業を展開する米KeyMeは2013年12月17日、3Dプリンティングサービスの米Shapewaysと提携し、鍵の3Dプリントサービスを開始したと発表した。

KeyMeはスマートフォンで鍵を写真に撮ってクラウドに保存し、鍵をなくして家には入れないときや複製がほしいときなどに、鍵を届けてくれたり、近くの鍵屋で鍵を複製できたりするサービスを展開している。今回KeyMeは、Shapewaysの3Dプリントネットワークを使って、鍵屋だけでなく3Dプリンタから鍵の複製を出力できるようにした。鍵は10ドルのプラスチック製の鍵から4000ドルの純金の鍵まで、「KeyMe iOS」アプリを使って注文できる。また、鍵にイニシャルやシンボルを入れたりできる。

KeyMeのCEO兼創設者であるGreg Marsh氏は「3Dプリントは、一般的になってきている。私たちはこの分野のリーダーであるShapewaysとビジネスを展開できることに興奮している」と述べている。ShapewaysもKeyMeとの連携による新しいアプローチのビジネスに期待しているという。