工業用3Dプリンタ向けに新しい2種の金属材料が登場
2014/03/20 18:00
ドイツの工業用3DプリンタメーカーであるEOSは、レーザー焼結方式の3Dプリンタ向けに、チタンとステンレスの新しい金属素材を発表した。
「EOS Titanium Ti64ELI」は微細な粉末状のTi6AlV4合金を使用している。優れた耐腐食性と生体適合性を持ち、医療用のインプラントの製造に適するという。また比重の軽さと高い強度から航空宇宙やカーレースなどの分野にも向いている。
「EOS StainlessSteel 316L」は優れた耐腐食性と、高い延性を備えており、医療分野では外科用器具や整形外科インプラントに適しているほか、腕時計やメガネのフレーム、航空宇宙分野の部品製造にも向いているという。