フレームの組み立てにはんだは不要で、六角レンチやドライバー、接着剤など基本的な道具で組み立てられる。キットを手に入れる前に詳細な組み立て手順書の配信を予定している。カッティング面への高さを調節することで、切断する代わりに模様を彫ることができるので、アートにも向いている。

キットにはRaspberry Pi（Bタイプ）とArduino Unoや、レーザー光から目を守るメガネまですべて含まれている。操作はスマートフォンやタブレットを用いて直感的に動かすことが出来る。

カッティングには200mWの赤色レーザーダイオードを使用するが、50ドル追加すると1000mWの青色レーザーダイオードにアップグレード可能だ。Mr Beamは最大カッティングサイズの違いによって、ジュニア（297×216mm）と、その4倍の面積のシニア（594×432mm）の2つ用意されている。

目標資金額は4万5000ドル（約458万円）だったが、これは3日でクリアし、1週間後の記事執筆時点では8万8000ドル（約890万円）に達している。Mr Beamジュニアであれば549ドル（約5万6000円）の出資で手に入れられる（日本への送料は70ドル）、出荷は2014年9月の予定。