ストラタシス・ジャパン「MakerBot全製品を販売、Thingiverse日本語化も検討中」
2014/07/03 17:00
ストラタシス・ジャパンは6月25日、米MakerBotの3Dプリンタと3Dスキャナの日本での取り扱いを開始したと発表した。fabcross編集部ではその詳細について同社から情報を得ることができた。
リリースではストラタシス・ジャパンが取り扱いを開始するのは「一部のMakerBot製品」としか書かれていなかったが、3Dプリンタおよび3Dスキャナの全製品とのこと。具体的な製品名は、3Dプリンタが「MakerBot Replicator 2」「MakerBot Replicator 2X」および第5世代製品である「MakerBot Replicator mini」「MakerBot Replicator」「MakerBot Replicator Z18」の5機種。3Dスキャナは「MakerBot Digitizer」1機種。このうち未発売のReplicator Z18につては、第3四半期に提供開始の予定。
MakerBot製品はこれまで、ブルレーと日本バイナリの2社が国内正規代理店として販売だけでなくサポートも行ってきているが、こうした体制については今後も従来同様に継続する。ストラタシス・ジャパンが取り扱うMakerBot製品については、ストラタシス・ジャパンの代理店も販売することになる。
国内ユーザーにとってのメリットについては「メーカーが国内リセラーを技術的、物理的にもサポートしていくため、納期やサポート体制、アプリケーション情報など多岐にわたって向上する」(ストラタシス・ジャパン)という。また、ハードウェア製品以外に、MakerBotが運営する3Dモデルデータ共有サイトThingiverse.comについては、「日本語化について検討しており、今後市場からの声を踏まえて決定していく」(同)としている。