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オリンパスのオープンプラットフォームカメラ「AIR A01」発表

デジタルカメラにオープンプラットフォームの考え方を適用して、カメラのプロトタイプやアプリ開発キット、3Dデータなどを公開する「OPC Hack & Make Project」を進めてきたオリンパスは、第1弾製品としてオリンパスイメージングから「AIR A01」を3月6日に発売すると発表した。価格はレンズとボディーのセットで4万9800円(税別)。

OPC Hack & Make Projectは、従来のデジタルカメラではユーザーが交換レンズやアクセサリーを選択する程度しかできなかったところを、カメラを操作するハードウェアやアプリケーション、ユーザーインターフェースまでユーザーが自由に開発できるようにして、選択の幅を一気に広げるものだ。オリンパスはこれまでにOPCに基づくデジタルカメラのプロトタイプなどを使って、アプリケーションやアクセサリーを開発するクリエイターや開発者を募集したり、ハッカソンを開いたりしてきた。

「AIR A01」は、マイクロフォーサーズ規格でレンズを交換できるデジタルカメラで、さまざまな撮影を楽しめるスマートフォンアプリ8種類を提供している。発売に先立ってアプリケーションSDKやアクセサリーを作るためのカメラの3DデータをWebサイト上に公開し、クリエイター/開発者と、新しい映像、写真体験の実現に向けてプロジェクトを進め、各種アプリケーション、アクセサリーの登場を促進するとしている。

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