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ブレーキや方向指示と連動してLEDが光る自転車用ヘルメット「Lumos」

ブレーキや方向指示と連動して光る次世代自転車用ヘルメット「Lumos」がKickstarterに登場した。プロジェクトを立ち上げたのは、マサチューセッツ州ボストンに拠点を置くLumos Helmet。価格が99ドル(約1万2000円)ほどと手ごろなこともあって、人気を集めている。

車やバイクと違い、自転車には右左折を示すウインカーがないため、急な進路変更が事故につながることが多い。そのためさまざまな自転車用ウインカーが考案されてきたが、その多くは取り付けが面倒だった。このような問題を解決するために開発されたのがLumosだ。

モーションセンサを内蔵しており、ブレーキと連動するLEDは、走行中は点滅しているが、ブレーキをかけて減速すると常時点灯に変わる。方向指示と連動するLEDはハンドルに装着したリモコンで操作する仕組みだ。電源は充電式(ヘルメット本体はマイクロUSBケーブルから充電ができ、1日30分の使用で1週間、リモコン側は充電式ボタン電池で約6カ月間使用可能)。

Lumosは8月13日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点で、目標額の12万5000ドル(約1552万円)の2倍近い23万ドル(2850万円)超を集めている。記事執筆時点で、99ドル(約1万2000円)でヘルメットとリモコンのセットが入手できる。納期は2016年の5月の予定だが、残念ながら日本は出荷先に含まれていない(日本の安全適合基準を満たしていないため)。 

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