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ホビーロボットに人の顔や物体を認識させる視覚センサユニット「Mu」

赤外線コントロール機能搭載のホビーロボットに取り付け可能な視覚センサユニット「Mu」がIndiegogoに登場した。同センサユニットを装着したホビーロボットは、まるで自ら視覚を得たかのように動作するという。

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Muは内蔵のカメラでライン、色、物の形状、人の顔や身体などを認識し、それらのパターンをロボット向け制御コマンドに変換。Muからコマンドを受けたホビーロボットは、「ラインに添って歩行する」「ボールを追跡する」「人の後に付いて歩く」などの行動が取れるようになる。

photo ラインを追跡する
photo 人の顔を認識
photo 色と形状を認識
photo ボールの動きを追う
photo 人に付いていく

MuはLEGO Mindstorm EV3やHexbug Remote Controlled bugsなど、赤外線コントロール機能搭載のホビーロボットならどれにでも装着可能。また、Muのプリント回路アセンブリやカメラをサーボやモータに接続すれば、オリジナルのビジョン機能搭載ロボットを開発できる。開発元のMorpxはオンラインでMuを注文した人に、オリジナルMuロボットの組み立てガイドを提供する予定だ。

またMuは、ロボットの目として取り付けたLEDライトのほか、声や音楽を出すスピーカーや充電可能なバッテリーを搭載。動作時間は、1回の充電で約8時間となる。

クラウドファンディングは3月初旬まで継続。1月18日時点で目標額の10万ドル(約1170万円)に対し、約2150ドル(約25万円)を集めている。

価格は25ドル(約2900円)で、早期割引適用分は40%引きの15ドル(約1700円)だ。2016年4月の出荷予定で、日本への送料は6ドル(約700円)になる。

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