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ノズル径を0.05mm刻みでカスタマイズ可能な3Dプリンタホットエンド

ノズル径やフィラメントの対応サイズなどを柔軟にカスタマイズできて、どんな3Dプリンタにも取り付け可能とうたうホットエンドが、Kickstarterで出資を募っている。開発元のSqueeze3Dによると、長期にわたってデザインの改良とテストを積み重ね、EU圏内で製造と組み立てをすることで、精度と信頼性を高めたホットエンドだという。

このホットエンドは、溶融温度260度までの造形材料に対応できる。ノズル径は0.20mmから1.00mmまで0.05mm刻み、フィラメントは1.75mmか3.00mm、押出器はダイレクトタイプかボーデンタイプが用意される。ボーデンタイプの場合、チューブ径は4mmか6mmから選択可能だ。どちらのタイプでも、今なら無料でカスタマイズできる。さらにデュアルホットエンドのモデルも提供されており、ホットエンド間の間隔を20~50mmの範囲で調整可能だ。

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オプションのプリントベッドのオートレベリングシステムは、ホットエンドに取り付けられた状態で出荷される。付属ワイヤの2.54mm GoldPinは、ほぼすべてのマザーボードに接続可能。オートレベリングのリミットスイッチは、作動中は下に、プリント中は邪魔にならない位置まで、手動でポジションを変えられる。

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Squeeze3Dのホットエンドは、Kickstarterで2月15日までクラウドファンディングを実施。6000ポンド(約101万円)の目標額に対し、これまでに約350ポンド(約5万9000円)を集めている。

シングルホットエンドは17ポンド(約2900円)、オートレベリングシステム付きで22ポンド(約3700円)、それぞれ2個のノズルが付く。デュアルホットエンドは33ポンド(約5600円)、オートレベリングシステム付きで28ポンド(約4700円)、それぞれ4個のノズルが付く。日本への出荷には7ポンド(約1200円)の送料が必要だ。

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