低コストで高精度なセンシングが可能なIoTプラットフォーム「IoT for SENSE」
2016/03/17 08:00
バニーホップは、Raspberry Piを利用し安価で高精度のセンシングが可能になるIoTプラットフォーム「IoT for SENSE」を発表した。
IoT for SENSEでは、センサデータを数kHzでサンプリングし、5秒ごとにクラウドにアップロードする。センシングに特化した独自のOSは、センシングのプロセスを最優先することで、リアルタイム処理が可能となるとしている。
Raspberry Piを利用することでセンサ端末コストがこれまでの10分の1程度となるため、センサ端末を多数設置できる。その結果高精度なデータ分析が可能となり、いままでミクロで計測していたデータがマクロで把握できるようになるという。
また、ネットワーク障害発生時には、Raspberry Pi上にデータを一時的に保管し、障害復旧後に自動的に再送信する機能を持つ。Raspberry Pi上のソフトウェアはクラウドからアップデート可能で、バグ改修や機能追加がリモートでできる。
IoT for SENSEは搭載するセンサを限定しないため、さまざまな分野で活用ができるとしている。クラウド上のソフトウェアとRaspberry Pi用のOSがライセンス提供され、アプリケーションは独自仕様にカスタマイズすることも可能だ。