教室を運営するのは、ソフトウェアの受託開発を手がけるアイ・システムだ。近年、Science（科学）、Technology（技術）、Engineering（工学）、Mathematics（数学）に重点を置いたSTEM教育に関心が高まっていることを受けて、業務で培った技術やノウハウをベースに、ITやプログラミング、機械工学、論理的思考力、コミュニケーション力といった能力を養っていく。

対象は小学1～6年生で、月3回各90分の講座で1単元を学習。月謝は1万2000円(税別)、1年間で全12単元を習得する。

講義内容としては、「Scratch」など子ども向けの分かりやすい言語に加えて、ファクトリーオートメーション業界で使用しているプログラムや、子ども向けのブロックを用いた機械動作原理を取り入れていく予定だ。

生徒の募集に先駆けて、5月22日と28日には無料体験教室も開催。午前と午後の1日2回開催予定で、定員はいずれも先着順で6名となっている。

同社では、実践的なものづくりを通してプログラミング技術の習得だけでなく、機械工学やコミュニケーション、やりとげる集中力、自分で考える力といった能力を養い、将来的にさまざまな場で活用できる「生きる力」を身につけてほしいとしている。