新しいものづくりがわかるメディア

RSS


親子で楽しめるプログラミングの絵本「ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング」

フィンランドの女性プログラマーの手による絵本が発売された。だが、この「ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング」には、1文字もコードが出てこない。

photo

内容は、主人公の女の子ルビィが、宝石を集める冒険の旅を通して、コンピュータやプログラミング、テクノロジーの楽しさに触れていくというものだ。狙いとしているのは、コードを書く方法ではなく、子どもが将来プログラミングをするときに必要な考え方のヒントを学ぶことにある。

また、後半部分には「大きな問題を小さな問題に分けること」や「ちらばった情報からパターンを見つけること」など、プログラムの構造設計に必要なプログラマー的な思考を、練習問題の形で学ぶことができる。

photo

著者はフィンランド出身の女性プログラマー、リンダ・リウカス。Kickstarterで資金を募り、9000人のサポーターから約4万ドル(約440万円)の資金を集め、約3年かけて絵本「Hello Ruby(原題)」を完成させた。現在、全世界15ヵ国で刊行されている。

国内では翔泳社から5月19日に発売される。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る