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GLM、安川電機と業務提携——次世代EVスーパーカー「GLM G4」のパーツを共同開発

GLMは、安川電機と資本/業務提携し、同社を引受先として第三者割当増資を実施。安川電機と共同で電気自動車(EV)向けモーター/インバーターなどを開発すると発表した。

GLMは、スポーツカータイプの電気自動車「トミーカイラZZ」の量産に、日本で初めて成功した京都大学発のベンチャー企業だ。

今回の業務提携は、次世代車両に必要な高出力で高効率なパワートレインを開発したいGLMと、電気駆動システムの事業化を加速させたい安川電機の思惑が一致。調達資金を次世代車両の開発に充て、共同で電気自動車の主要部品であるモーター/インバーターを開発することで合意した。開発には安川電機のEV向け電気駆動システム「QMET(クメット)ドライブ」を活用する。

GLMは現在、トミーカイラZZに次ぐ新コンセプトのEVカー「GLM G4」を開発中。10月1日から開催されるパリモーターショーで同車を発表する予定だという。

また、共同開発するモーター/インバーターをGLM G4の量産車に搭載する計画だ。EVカーの量産にあたり安川電機がパーツ製造で参入する形となる。

GLMは、これまでもトミーカイラZZの開発、量産化に向けてファンドなどの出資を得てきた。2015年8月にはサウジアラビアの政府系ファンドなどから約17億円の出資を受けている。

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