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先端技術の研究者や事業を支援する「BRAVEアクセラレーションプログラム」募集開始

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研究開発 コンテスト アクセラレータ

Beyond Next Venturesは、革新的科学技術の実用・事業化を目指す研究者やチームに、知識やノウハウ、人的ネットワークを提供する「BRAVEアクセラレーションプログラム」の募集を開始した。新技術の実用化や事業化を目指す研究者、技術系ベンチャー企業でベンチャーキャピタルからの投資を得てさらに事業を加速化したいと願う経営者などを対象とする。

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BRAVEアクセラレーションプログラムは、同社が2016年8月、大学発の技術に関心を持つ複数の企業とともに、技術をもとに事業化を目指す研究者を支援するため立ち上げたプログラムだ。

同時期に募集した第1期エントリーには、約50チームが応募。審査を通過した19チームがプログラムに参加し、研修や講義などを経たのち、2017年1月30日にコンテストを開催した。

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コンテストには起業前部門と企業部門があり、第1期では「生体調和するハイドロゲル電極開発事業」を提案したGELECTRONICSが最優秀賞、「遅発性血管攣縮向け予防・治療用医療機器開発事業」を提案したNeuroSparkが優秀賞を受賞した。企業部門では、「人工知能を用いた臨床支援システム開発事業」を提案したプレシジョンが最優秀賞、「除雪ロボット開発」を提案した炎重工が優秀賞を受賞している。

第2期となる今回は、各業界のプロフェッショナルらの講義に加え、経営人材のマッチングや海外事業展開のサポートといった支援策を追加した。起業前部門、企業部門の各入賞チームには、最優秀賞200万円、優秀賞150万円、準優秀賞50万円の賞金が贈られるほか、JSTの大学発新産業創出プログラム、海外アクセラレーションプログラムへの推薦などのサポートが受けられる。

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エントリーの締め切りは4月16日。書類と面接による審査を通過したチームは、5月初旬からプログラムに参加する。各チームが考える事業プランをブラッシュアップしつつ、6月19日の最終大会に向かうことになる。

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