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Darma Tech Labs、国内外のスタートアップを支援するベンチャー投資ファンド設立

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提携 IoT アクセラレータ

ものづくりスタートアップの試作支援を行うアクセラレータプログラム「Makers Boot Camp」を運営するDarma Tech Labs(DTL)は、国内外のIoT/ものづくりスタートアップの試作支援と投資を行うファンド「MBC Shisaku 1号 投資事業有限責任組合」を設立し、京都銀行が同ファンドに出資することを発表した。

MBC Shisaku 1号 投資事業有限責任組合においては、DTLがジェネラルパートナー、京都銀行がアンカーのリミテッドパートナーとして設立する。国内金融機関や事業会社などに出資を働きかけ、最終的には20億円の規模のファンドを組成するとしている。

同ファンドの投資対象は、日本を始めアメリカ、ヨーロッパのアーリーステージのハードウェアスタートアップで、IoTやロボティクス/センシング/ネットワーク/ビッグデータ解析/メディカルデバイス/介護/ライフスタイル/環境、エネルギーを重点投資領域とする。

DTLではこれまで、京都試作ネットと協力してMakers Boot Campを通じて国内外10社以上の試作支援を行ってきたが、同ファンドを通じた投資によってさらに成長を加速させるスタートアップ支援が可能になるとしている。

ファンド運営に備えて組織体制の強化も実施する。フューチャーベンチャーキャピタルで最高投資責任者を務めた木村美都氏や公認会計士の桑原学氏がマネージングディレクターとしてDTLに参画する。さらに、アメリカ東海岸周辺のスタートアップへの投資体制を整えるために、ニューヨークを拠点にものづくり支援を行うFabFoundryとの提携分野を拡大し、同社CEOの関信浩氏がDTL取締役に就任する。

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