新しいものづくりがわかるメディア

RSS


Darma Tech Labs、国内外のスタートアップを支援するベンチャー投資ファンド設立

TAG

提携 IoT アクセラレータ

ものづくりスタートアップの試作支援を行うアクセラレータプログラム「Makers Boot Camp」を運営するDarma Tech Labs(DTL)は、国内外のIoT/ものづくりスタートアップの試作支援と投資を行うファンド「MBC Shisaku 1号 投資事業有限責任組合」を設立し、京都銀行が同ファンドに出資することを発表した。

MBC Shisaku 1号 投資事業有限責任組合においては、DTLがジェネラルパートナー、京都銀行がアンカーのリミテッドパートナーとして設立する。国内金融機関や事業会社などに出資を働きかけ、最終的には20億円の規模のファンドを組成するとしている。

同ファンドの投資対象は、日本を始めアメリカ、ヨーロッパのアーリーステージのハードウェアスタートアップで、IoTやロボティクス/センシング/ネットワーク/ビッグデータ解析/メディカルデバイス/介護/ライフスタイル/環境、エネルギーを重点投資領域とする。

DTLではこれまで、京都試作ネットと協力してMakers Boot Campを通じて国内外10社以上の試作支援を行ってきたが、同ファンドを通じた投資によってさらに成長を加速させるスタートアップ支援が可能になるとしている。

ファンド運営に備えて組織体制の強化も実施する。フューチャーベンチャーキャピタルで最高投資責任者を務めた木村美都氏や公認会計士の桑原学氏がマネージングディレクターとしてDTLに参画する。さらに、アメリカ東海岸周辺のスタートアップへの投資体制を整えるために、ニューヨークを拠点にものづくり支援を行うFabFoundryとの提携分野を拡大し、同社CEOの関信浩氏がDTL取締役に就任する。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. ラズパイオシロを自作しよう——Raspberry Pi Pico用オシロスコープ基板DIYキット「PL2302KIT」
  2. リチウムイオン電池より4倍高いエネルギー密度のリチウム空気電池を開発
  3. 航続距離1000kmのeVTOL「Vertiia」が初の飛行試験に成功
  4. FFF方式3Dプリンターを高速化——「Creality SONIC PAD」発売
  5. 基板のパターンが109キーボードの配列──はんだ付けだけで自由にキーボードを自作できる「FLINT キーボードを作ろうぜ!キット2」
  6. スペクトラム・テクノロジーがRaspberry Piを使いWi-Fi 6Eに対応した「WiFiプロトコル・アナライザ V2」を販売開始
  7. 土日で完成! 趣味のラズパイ BME680の測定データを小型ディスプレイに表示させる
  8. 電子工作初心者向け「ゼロからよくわかる! Arduinoで電子工作入門ガイド 改訂2版」発刊
  9. 手回し式靴下編み機を作って靴下を編んでみた
  10. 無線LAN対応ラズパイPico——スイッチサイエンス、技適取得済みの「Raspberry Pi Pico W」発売

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る