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センサを使ってIR機器を制御しよう——Raspberry Pi用IR拡張ボード「ANAVI Infrared pHAT」

Raspberry Piを使ってIR対応機器を制御できる拡張ボード「ANAVI Infrared pHAT」がIndiegogoで出資を募っている。

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ANAVI Infrared pHATは、5mmのIRトランスミッタ(IR LED)×2、IRレシーバ(IRフォトセンサ)、センサ取付用I2Cスロット、デバッグ用UARTを実装するRaspberry Pi用アドオンボードだ。組み立てにはんだ付けは不要で、Raspberry Pi A+/B+/2B/3B/Zero/Zero Wの40ピンGPIOヘッダにアドオンするだけで使用できる。

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Linux環境でIRデバイスをコントロールできる「LIRC」を使えば、Raspberry Pi からTVやHiFi機器、エアコンなどをスキャンし、簡単にコントロールできる。LIRCでの設定方法などもマニュアルも用意しているという。

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ANAVI Infrared pHAT のI2Cポートに接続できるのは、温湿度センサ(HTU21)、大気圧センサ(BMP180/BMP280)、光センサ(BH1750)の3種類。もちろん、ドライバを自作すれば他のI2C対応センサを使用することもできる。

ハード/ソフトともオープンソースで、基板の回路図やデザイン、PythonやCで書かれたプログラミングはGitHubに公開されているため、いろいろな用途に活用できるだろう。

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ANAVI Infrared pHATは4月上旬までクラウドファンディングを実施。3月8日時点で、目標額の500ドル(約5万7000円)を大幅に上回る約1300ドル(約14万8000円)以上を集めている。

価格は9ドル(約1030円)で、2017年7月の出荷を予定しており、送料7ドル(約797円)で日本への出荷に対応する。対応済みの温湿度センサ、大気圧センサ、光センサが付属する「Advanced Kit」は29ドル(約3300円)で、2017年8月の出荷を予定しており、日本への送料は8ドル(約911円)だ。

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