Made in Japan製品を世界に発信——海外のクラウドファンディングへのプロジェクト化を支援
2017/04/14 10:00
キッチンスターターは、日本から世界へ製品を発信したい事業者に対し、KickStarterなど海外のクラウドファンディングへのプロジェクト化を支援すると発表した。Darma Tech Labsが運営するものづくりベンチャー支援プログラムMakers Boot Campと提携し、試作から量産化までワンストップでサポートする。
同支援プログラムの対象となるのは、電子製品、ガジェット、伝統工芸品などの日本発ハードウェアを世界へ展開したい事業者。「Made in Japan」を世界のクラウドファンディングに対して発信する支援を行うことで、日本でのクラウドファンディングの定着と発展を目指す。
キッチンスターターでは、2015年7月から食に特化したクラウドファンディングサービスを展開しており、その中でクラウドファンデイングに最適なプロジェクト表現のノウハウを蓄積してきた。一方、食に関係ない製品開発についての問い合わせも多く、特に海外のクラウドファンディングプラットフォームへの挑戦をサポートして欲しいとの声が多数寄せられたことから、今回のサービス開始となった。
プロジェクト希望者には、入念なヒアリングに基づき、適切と思われるプラットフォームの選定、英語や中国語などへの対応を含め、プロジェクトページのドラフトを製作する。必要に応じ、写真、動画の撮影、編集にも対応。プロジェクト掲載期間のプロモーションも提供する。
さらに、製品化の段階で苦労するスタートアップが多いことから、試作から量産化までの問題解決を支援するMakers Boot Campと連携し、製品化に向けたバックアップを実施する。これにより、クラウドファンディングへの挑戦から製品化までの一貫したサポートが提供可能となっている。
第一弾となるプロジェクトは近日公開の予定だ。