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木材利用のグッド・プラクティスを国内外に発信——「ウッドデザイン賞2017」募集開始

木のある豊かな暮らしの普及と、日々の生活や社会が彩られ木材利用が進むことを目的とし、消費者目線で優れたデザインを表彰する「ウッドデザイン賞2017」が6月20日から募集を開始する。

photo Ur(静岡市産材活用推進情報センター「ききしず」、マグデザインラボ、ジャパンウッド)2015年度受賞

日本は国土面積の約7割が森林で、その約4割が主に戦後に植栽されたスギやヒノキなどの人工林で占められており、間伐などの手入れや伐採して使用するべき森林資源が増え続けている。そうした状況の中で創設されたウッドデザイン賞は、今年で第3回目を迎える。

photo PLYWOODlaboratory/DESKTOPACCESSORIES(滝澤ベニヤ(北海道)、DRILLDESIGN(東京)、FULLSWING(東京))2016年度入賞

過去2回の実施での応募総数は1270点以上で、648点の受賞作品が誕生している。過去受賞者には、ロフト東京ソラマチ店、日本橋三越をはじめとする商業施設でのイベント/展示や、地域/団体と協同した普及活動などのプロモーションの場を提供している。

photo RollPressWood(天童木工)2016年優秀賞

前回から引き続き、審査委員長にはプロジェクトデザイナーの赤池学氏、分野長に建築家の隈研吾氏、プロダクトデザイナーの益田文和氏、慶應義塾大学大学院教授の伊香賀俊治氏らが審査を担当する。

photo

表彰部門は木を使って暮らしの質を高めているものを対象とするライフスタイルデザイン部門、木を使って人の心と身体を健やかにしているものが対象のハートフルデザイン部門、木を使って地域や社会を活性化しているものを対象とするソーシャルデザイン部門の3部門だ。

募集は6月20日~7月28日まで、申し込みは同賞サイトで受け付けている。

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