ブロックをつないでおもちゃのロボットを——モジュール組み立て式ロボットキット「Maunzi」
2017/09/04 10:00
ブロックを組み合わせるだけでいろいろなおもちゃのロボットを作れるモジュール組み立て式ロボットキット「Maunzi」がKickstarterに登場し、出資を募っている。
Maunziは、電源ボタンや音声センサーなどを備えた制御ブロック「Window Cube」を中心に、モーター2個内蔵の「Motor Cube」、LEDランプ内蔵の「Lighting Cube」、モーター1個を内蔵し旋回可能な「Rotation Cube」、弾を射出する「Cannon Cube」など合計8種類のブロックとUSBケーブルやホイールなどのアクセサリーから成るキット。7歳以上を対象としている。
Window Cube、Motor Cube、Rotation Cubeの側面にはシリアルインターフェースを備えており、ネジ止めや配線の必要はない。ブロック同士を組み合わせるだけで顔の付いた二輪走行型「Nick」、四輪走行型「Willy」、弾を発射できる「Cobi」の3種類のロボットを組み立てできる。
Maunziの組み立ては、専用アプリケーション「Maunzi RC」をスマートフォンやタブレットにダウンロードし、アプリ上のマニュアルの指示に従って行う。対応OSは、Android4.4以上またはiOS10以上。完成したロボットは、Maunzi RCを使ってリモートコントロールできる。さらに、現在開発中のソフトウェアを使うとロボットの動作をプログラミングすることも可能だという。
組み立て後のNickのサイズは88×62.5×109mmで、重さは265g。Willyは88×186×61mm、455gで、Cobiは88×186×111.5mm、575gだ。通信方式はBluetoothに対応する。充電はワイヤレス方式で、充電時間は50分未満だ。
Maunziの特別早期割引価格は、Nickを作れる「Maunzi Classic Kit」が77ユーロ(約1万円)。NickのほかWillyとCobiも作れる「Dynamic Wheeler Kit」は133ユーロ(約1万7000円)だ。出荷は2018年2月の予定で、日本への送料は20ユーロ(約2600円)だ。
Maunziは、2万5000ユーロ(約330万円)を目標に2017年9月30日までクラウドファンディングを実施する。