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KDDI、セルラーLPWA通信サービス「KDDI IoT通信サービス LPWA」と通信モジュール「KYW01」提供開始

KDDIは法人顧客向けに、3GPP標準規格LTE-M(Cat.M1)対応の通信モジュール「KYW01」の提供を開始した。これに伴い、同社が提供するセルラーLPWA通信サービス「KDDI IoT通信サービスLPWA」とデバイス/通信モジュールを遠隔管理できる「KDDI IoTクラウド デバイス管理」の利用が可能になる。

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KYW01が対応するLTE-M (Cat.M1) は、携帯電話網を使用し、省電力かつ広域なエリアカバレッジを特長とする3GPPリリース13に基づくLTE標準規格だ。

低消費電力技術のeDRX (extended Discontinuous Reception) とPSM (Power Saving Mode)、そしてデータを複数回再送することでIoTデバイスと基地局間のデータの送受信成功率を向上させるカバレッジ拡張技術 (Coverage Enhancement) によって、従来のLTEよりも、基地局から端末までの伝送距離を伸ばしているのが特徴だ。

photo LTE-Mイメージ図

KYW01は単三電池2本分の電源で10年以上の駆動や、LTEの通信エリアに加えて山間部や建物の奥などのエリアでも通信できるとし、同社ではガスや水道などのスマートメーター、物流やウェアラブルなど、多種多様な分野でIoTを利用できると見込んでいる。携帯電話網の利用により、安定した通信可能で、対応端末があればユーザーによるゲートウェイ機器の設置も不要だ。

KYW01のサイズは約20×20×3.7mm、重量が約3.1g。通信速度は下り最大1Mbpsで上り最大1Mbps、アンテナコネクタがLGA Pinに内包され、必要アンテナは1本だ。KDDI IoTクラウド デバイス管理に対応しており、リモートからの回線状態管理、IoT機器状態管理に加え、オプションでデバイスの遠隔設定とファームウェアの更新が可能だ。KDDI IoTクラウド デバイス管理は、KYW01以外にLwM2Mクライアントを搭載した通信モジュールから利用できる。

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KYW01の価格はオープンで、100台単位での発注となる。

KDDI IoT通信サービス LPWA (LTE-M)は、専用料金プランが「LPWA10(月間10KBまで)」「LPWA100(同100KB)」「LPWA500(同500KB)」から選択でき、LPWA10であれば1~1万回線で1回線当たり月額100円だ。他に一時金として契約事務手数料、プラットフォーム設定料などが必要だ。

KDDI IoTクラウド デバイス管理は、1~1万台で1台当たり月額50円。他に一時金として加入登録手数料、デバイス登録料が必要になる。

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