Raspberry Piの実験や制作に——ビット・トレード・ワン、Raspberry Pi用拡張基板5種発売
2018/05/17 11:00
ビット・トレード・ワンは、Raspberry Pi拡張基板を発売した。実験や制作のひと手間が省けるよう、端子台出力基板、ブレッドボード基板、Arduinoシールド変換基板、リレー制御拡張基板(2/4回路)の5種類を用意する。
「Raspberry Pi用端子台出力基板」は、入出力端子(GPIO)を扱いやすい端子台へと変換するもので、26本の信号線を端子台に接続。5V/3.3Vの各電源、GNDも端子台に接続し HATサイズにまとめている。また中央部にはユニバーサル基板として使用可能な2.54mmピッチのスルーホールも用意されている。
「Raspberry Pi用ブレッドボード基板」は、標準的なハーフサイズブレッドボードと同じ30列×10行を採用したプロトタイプ製作に最適な基板だ。基板上にGPIOのピン番号が記載されているので、ブレッドボードで作成した作品を部品配置そのままに移植することができる。ピッチは2.54mmでミラーリングヘッダーも搭載し、Raspberry PiのすべてのピンとGPIOにアクセス可能だ。
「Raspberry Pi用 Arduinoシールド変換基板」は、Raspberry PiからArduinoシールドを使うための変換基板だ。Arduino UNO互換シールドを載せ、信号をレベル変換してRaspberry Piで活用できる。また、Groveシステム対応コネクターを2個搭載しているので、Groveシステム対応のサーボやセンサーなども利用できる。
「Raspberry Pi用リレー制御拡張基板」は、Raspberry PiのGPIOを使って高電圧/高電流を使う機器を制御できるリレー制御用基板だ。2回路版と4回路版があり、リレーユニットにはSRD-05VDC-SL-Cを採用。GPIOから直接ON/OFF制御できる。また、リレーの作動状況確認用LEDも搭載している。