WPT技術は、2007年に米国MITの研究者らにより発表されて以来、磁界結合、電界結合、電波放射などの方式が考案され、現在でも研究開発が進められている。伝送可能な周波数はkHz～GHz、電力は最大数kWに及ぶとされ、携帯端末充電から産業機器、電気自動車など応用分野が広がっている。

本誌の特集ではWPTの基礎知識を始め、特性や性能を支配する普遍的法則、開発の歴史、磁界結合、容量結合、電波放射などの各方式と、最近の動向について解説する。

さらに第2～7章において、それぞれの方式の基本的な応用事例について詳しく紹介し、第8章ではWPTの法規制と標準規格について解説する。

本誌はB5判144ページで、折り込み付録2枚付き。価格は、税込み2160円だ。