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レオナルド・ダ・ヴィンチのアイデアを実現——ドローイングロボット「Da Vinci's Drawmaton」

レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿をヒントにしたドローイングロボット「Da Vinci's Drawmaton」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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Da Vinci's Drawmatonは、メインのウッド製パーツと金属部品数点で組み立てるドローイングロボットキット。レオナルド・ダ・ヴィンチが残したデッサンやノートを編纂した手稿集のひとつ「アトランティコ手稿(Codex Atlanticus)」を研究し、絵が描けたとの噂もあるロボット騎士「メカニカルナイト(mechanical knight)」の機構にヒントを得て開発したとしている。

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Da Vinci's Drawmatonは、「The Robot」、「The Gambler」、「The Slayer」の3つのデザインを用意する。いずれもギアによって、ダビンチがぺタロス(petalos:花びらの意)と呼んだ2枚1組のディスクを動かし、その外周を作用点としてロボットアームが動くことで決められたデザインを一筆書きするというものだ。

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ペタロスは、イラスト情報を記憶させ、ロボットに読み込ませるROMとして機能するというコンセプトだ。オリジナルのデザインを元に、ペタロスを描き出すソフトウェアも開発中とのことだ。

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The Robot/The Gambler/The Slayerは、今なら早割価格99ドル(約1万1200円)/109ドル(約1万2300円)/119ドル(約1万3400円)で入手できる。いずれもディスク2組が付属し、2つのデザインが描ける。2019年6月の出荷を予定しているが、今のところアメリカとヨーロッパの一部のみの出荷に対応する。

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Da Vinci's Drawmatonは、2018年12月20日までクラウドファンディングを実施中。11月19日時点で、1万5000ドル(約169万円)の目標額に対して約1万3000ドル(約146万円)以上を集めている。

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