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オン・セミコンダクター、IoTアプリ向けのRSL10センサー開発キットを発表

オン・セミコンダクターは、IoTアプリケーション開発向けのRSL10センサー開発キット(型番:RSL10-SENSE-GEVK)を発表した。

この開発キットは最先端のセンサー技術と、低消費電力のBluetooth Low Energy SoCを使用して、IoTアプリケーションの開発を支援する包括的プラットフォームだ。ウェアラブルデバイスやアセットモニタリング、スマートセンシングなどのIoTアプリケーション開発に利用できる。

Bluetooth 5認証済みのRSL10システムインパッケージ(RSL10 SIP)をベースに、Bosch Sensortecの低電力センサー製品シリーズ(BME680 温湿度/気圧/ガスセンサー、BMM150 3軸デジタル地磁気センサー、BHI160 3軸加速度/ジャイロセンサー)など、複数のセンサーを搭載。

定常光、揮発性有機化合物(VOC)、圧力、相対湿度、温度などの検出や、環境のモニタリングが可能だ。

また、ユーザーがプログラミング可能なRGB LEDやプッシュボタン式スイッチ×3、EEPROM(64KB)に加え、超低ノイズのデジタルマイクも搭載している。

開発者はRSL10センス&コントロールアプリを使用して開発キットに接続し、センサーのモニタリングやキットの機能評価などを実行できる。クラウドサービスへの接続もサポートしており、AWS、IBM、Azureなど複数のクラウドサービスにアプリ経由で接続可能だ。

RSL10-SENSE-GEVK(ベースバージョン)と、RSL10-SENSE-DB-GEVK(デバッグバージョン)の2タイプをラインアップ。どちらのバージョンにもコイン電池(CR2032)とNFCアンテナが付属する。

デバッグバージョンにはデバッグヘッダー(10ピン端子)が実装されており、ヘッダー接続用のデバッグツール(Segger J-Link LITE CortexM)も同梱される。

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