アタッチメントを交換してカスタマイズできるスマートトイ「Armz」
2019/02/21 10:30
カスタマイズできるスマートトイ「Armz」がKickstarterに登場し、支援者を募っている。
Armzは、卵形の本体と、本体に取り付けるアタッチメントをセットにした大人も子どもも遊べるおもちゃ。遊び方によってアタッチメントを交換するが、マグネット着脱式なので子どもの手でも交換できる。
アタッチメントは、動きの正確な「Dual Wheel」、レース用の「RC Wheel」、障害物を乗り越える「Caterpillar」、相撲ゲームが楽しめる「Sumo Arm」、ランダムな動きをする「Slip Wheel」の5種類が用意されている。
Armzにはジャイロセンサーが組み込まれており、位置、傾き、衝撃などを測定できる。例えば、相撲モードで土俵に見立てたテーブルからArmzが落ちたかどうかを判断し、勝者を決定することができる。
Armzの操作は、スマートフォンに専用アプリをインストールして行う。Armzは、そのキャラクターを、人間、動物、ロボット、宇宙人に変えることができる。専用アプリでキャラクターを選択すると、アプリが本体にデータを送り、キャラクターに合わせてArmzの音声や動きが変化する。
また、専用アプリ上で、相撲モードのほかに運転モードを選択できる。運転モードは、左右のホイールを動かす「Tank」、Armzを前後左右に動かす「RC Car」、アクセル/ブレーキボタンを押して速度を変化させる「Armz」、スマートフォンを自動車のハンドルのように動かして操作する「Sensor」の4つ。今後、新しいモードや機能を含むアップデートを定期的にリリースする予定だという。
Armz本体の大きさは約61×61×80mmで、重さは160g。USB Type-C充電で1時間以上作動する。専用アプリはiOS/Android対応。スマートフォンとはBluetooth 4.2 LEで通信するが、日本国内で無線電波を発射するには、技適(技術基準適合証明・認定)を取得し技適マークが付されていなければならないので、注意が必要だ。
Armzの早期割引価格は、アタッチメント2種類を含むセットが95ドル(約1万円)。Dual Wheel/RC Wheel/Caterpillarから1種類、Sumo Arm/Slip Wheelから1種類をそれぞれ選択する。アタッチメント全5種類を含むセットは129ドル(約1万4000円)。出荷はいずれも2019年8月の予定で、日本への送料は25ドル(約2800円)だ。
Armzは2019年4月13日までクラウドファンディングを実施。2019年2月21日時点で、目標の1万ドル(約110万円)に対して約7000ドル(約77万円)を集めている。