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ST、12チャネルのプログラマブルRGB-LEDドライバー「LED1202」を発表——スマート機器の照明効果を向上

STマイクロエレクトロニクスは、プログラミング可能な12チャネルRGB-LEDドライバー「LED1202」を発表した。

同製品は12チャネルのLEDドライバーで、8通りのパターンやシーケンスプログラムを内部レジスターに格納可能だ。メインコントローラーから独立して動作できるため、消費電力を抑えつつ、照明効果を継続的に表現できる。

12ビットのPWM調光機能を内蔵しており、プログラムされたシーケンスを高精度に制御可能だ。また、I2C制御インターフェース(1.8V対応)を介し、メインコントローラーからの8ビット値によるアナログ調光にも対応している。

入力電圧範囲は2.6~5V。4つのRGB-LEDを駆動でき、1チャネルあたり最大20mAで駆動できる。また、同期機能を利用して最大で8個のLED1202を接続でき、より大きなLEDアレイの制御にも対応する。16mAで1%、2.5mAで2%以内(標準値)の低電流チャネルマッチングにより、色の均一性も向上可能だ。

WLCSP-20フリップチップパッケージ(1.71×2.16mm)で提供されるLED1202JRと、VFQFPN-20パッケージ(3×3mm)で提供されるLED1202QTRの2タイプをラインアップ。 1000個購入時の単価は、LED1202JRが約0.90ドル(約100円)、LED1202QTRが約1.15ドル(約130円)だ。

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