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自由に形状を変える液体金属を開発

Credit: American Chemical Society

映画「ターミネーター」に登場する液体金属ヒューマノイドのように、自由に形を変えられる液体金属が、中国の北京航空航天大学で開発された。

ガリウムやある種の合金は室温では液体で存在し、高い導電性や変形能を有するが、北京航空航天大学の研究者はこれにニッケルや鉄のような磁性体粒子を加え、磁石で操作して形状を変えることのできる「磁性液体金属滴(MLMD:Magnetic Liquid Metal Droplet)」を作製した。

多くの液体金属は表面張力が強く水平方向にしか操作できないが、MLMDの表面には酸化ガリウム層が形成され、これが表面張力を抑えるので、三次元で形状を変化させることができる。また、他の液体金属は空気中で動かすと乾いてペースト状になってしまうが、MLMDは液体の状態を保つ。柔軟性も高く、公開された動画では2つの磁石を使って元の4倍の長さまで引き伸ばす様子が写っている。また、導電性もあり、引き伸ばして2つの電極を繋いでLEDライトを点灯させる様子も写されている。

MLMDは将来的に、災害現場での捜索で活躍が期待されるソフトロボットや、フレキシブルエレクトロニクスへの応用が可能だという。MLMDの詳細は、2019年2月15日発行の科学ジャーナル『ACS Applied Materials and Interfaces』に掲載されている。

fabcross for エンジニアより転載)

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