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第4世代のRaspberry Piが登場——「Raspberry Pi 4 Model B」は4KデュアルモニターやUSB3.0をサポート

Raspberry Pi財団は2019年6月24日、Raspberry Piシリーズの最新モデル「Raspberry Pi 4 Model B」を発表した。価格は、1GBメモリモデルが現行機3B+と同額の35ドル(約3700円)だ。

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第4世代のRaspberry Pi となる4Bは、SoCに64bit4コアCPU「ARM Cortex-A72」を搭載するBroadcomの「BCM2711」を採用。CPUクロックは、3B+よりも100MHz高い1.5GHzだ。メインメモリはLPDDR4となり、1/2/4GBの3タイプを用意している。

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また、micro HDMI×2を搭載してデュアルディスプレイに対応、最大で4kp60をサポートする。対応するコーデックはH.265(4kp60デコード)、H264(1080p60デコード/1080p30エンコード)だ。無線LANは3B+同様2.4/5.0 GHz IEEE 802.11acで、Bluetoothは5.0となり、USBは、USB3.0×2とUSB2.0×2と合計4ポートを備える。

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電源ポートはMicroUSBからUSB Type Cへと変更、電源容量も5V3Aへと強化されている。(Raspberry Pi財団によると、USB機器の合計消費電力が500mA以下の場合は良質な2.5A電源なら利用できるとのこと)

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GPIOは従来と互換性を保ち、40ピンGPIOヘッダーを用意しているが、入出力ポートなどの変更により、フォームファクターは互換性を失った。そのため、4B向けに純正ケースなどもラインアップされている。

Raspberry Pi 4 Model Bの価格は、メモリ1/2/4GBの各タイプが35/45/55ドルとなっている。

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