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ワークエリアを大幅に拡大——革、紙、プラスチック素材に転写できるレーザー箔転写機「LD-300」

DGSHAPEは、半導体レーザー箔転写機「LD-300」を発表した。

同機種は、2018年3月に発売された半導体レーザー小型箔転写機「LD-80」の後継機だ。 LD-300の大きな特徴は、本革(なめし革)やポリウレタン、塩ビなどで作られた合成皮革製品への箔転写に対応したことだ。さらに、箔を使用せず専用フィルムのみを使用し、レーザーを照射することで、本革への直接印字も可能だ。

炭酸ガスレーザーのように革の表面を焦がして印字しないため、特有のにおいやガスが発生せず、脱臭装置の設置も不要で焼印のような風合いを施せる。

本体寸法は616×591×496mm、重量は46kg。転写領域は271×192mm(フィルムフレーム使用時)でA4サイズまで対応しており、ベーステーブルを外せば高さ約20cmまでの箱などの立体物にも転写できる。

取り付け可能な材料の大きさは、323×267×50mm(ベーステーブル取り外し時には281×213×216mm)で、箱の固定に便利な材料固定枠も同梱する。

レーザー光で箔をピンポイントで加熱できる独自技術により、従来の技術では困難だったアクリルやポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABSなどのプラスチック素材、パッケージや化粧箱などの紙素材など、熱に弱い樹脂や素材にも箔転写が可能だ。

また、光を一点に集められる半導体レーザー光の特性により、小さな文字や細かな線も仕上げられる。金、銀など、高級感のある箔を使った多彩な表現にも対応する。

レーザー機器はクラス1に準拠しており、フルカバー構造を採用しているので、レーザー光が外に漏れる心配はない。万一カバーを開けてしまっても、自動で運転を停止する安全設計も搭載。レーザー光を使った独自方式のため粉じんやガスの発生がなく、メンテナンスも不要だ。

発売日はオーストラリアが2019年11月上旬、アメリカが11月内の予定だ。日本での発売は2019年12月3日を予定している。

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