新型コロナウイルスの影響による外出制限などで、オンライン環境によるVRやEラーニング、オンラインミーティングなどを取り入れるなど、教育にも大きな変化が生じつつある。

同社は、インターネットを活用した学習はその便利さ故にオンラインに頼り過ぎてしまうことから、反対にリアルな学びの場を求める気持ちも高まってくるとし、これをよりよい未来をつくるチャンスに変えることを目的として、ゲームの持つコミュニケーション形成やモチベーション持続効果を生かして、学びが起こる物理的なゲームアイデアを世界中のクリエイターから募集する。

審査基準は、ゲーミフィケーションを取り入れたオフライン学習の意味付けやゲームアイデア／コンセプト、従来の学習スタイルにとらわれない創造性などだ。また使いやすさなどのユーザビリティも審査基準となる。

表彰内容は、「Grand Prize賞」（賞金1000ドル）が1点、「Second Prize」（賞金800ドル）が1点、「FabCafe賞」が3点となる。

募集は2020年5月24日まで受け付けており、同年6月頃に審査結果を発表する予定だ。