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80歳のメカニックが飛ばないドローンを部品から手作り

Motores Patelo/YouTube

スペイン海軍を退役した機械技師のJosé Manuel Hermo Barreiro氏が、2020年7月31日に、手作りドローンの製造作業工程の記録映像をYouTube上で公開した。Barreiro氏のアカウント「Motores Patelo」では、この他にも、現在80歳のBarreiro氏が手作りした機械の作業工程と完成品が動画で紹介されている。

Barreiro氏は工学の学位こそ持っていないが、彼が手掛けた緻密でハイレベルな作品には驚かされる人も多いようだ。過去には、850個の部品から成るミニチュアのW型32気筒エンジンを2500時間かけて手作りした様子の一部も動画で紹介されている。

今回公開された作品は、6つのプロペラを持つヘキサコプターだ。Barreiro氏は2019年の年末から設計図を描き始め、一つ一つの部品を手作業で作り出し、2020年3月に新型コロナウイルス感染拡大防止のためにスペインで始まったロックダウンの間も毎日作業を進めてきたという。ロックダウン中に記録撮影は途絶えたようだが、公開された動画ではBarreiro氏がクランクシャフト、フライホイール、カムシャフト、プロペラ、コネクティングロッド、排気管といった部品を手作業で作り出し、組み立てている様子を見ることができる。

完成したヘキサコプターは、まさにドローンそのものだ。265個の部品を手作りし、362個のねじを使用。合計1560時間かけて完成したという。完成したドローンのプロペラが回転する様子を見ると今にも飛び立つのかとドキドキするが、残念ながら実際は飛ばないのだという。

fabcross for エンジニアより転載)

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