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「DMM.make AKIBA」の女子/男子トイレで、スマートキー制御の生理用品ケース運用の実証実験を実施

わたしの暮らし研究所は、スマートキーで制御する生理用品ケースの実証実験をDMM.make AKIBAで実施する。

実証実験を実施するのは生理用品のオフィス設置を推進するLAQDAプロジェクトで、認証アプリにより開錠するスマートキーを利用した生理用品ケースを制作した。スマートキーのアプリをスマートフォンにインストールし、アプリでQRコードを読み取るとケースが開錠、生理用ナプキンが1枚ずつ出る仕組みだ。

この生理用品ケースのプロトタイプをDMM.make AKIBAの女子トイレ/男子トイレに期間限定で(2021年5月1日~5月14日)設置し、運用実証実験を実施する。

生理用品はリモートワークの増加により、補充すべき枚数や頻度の予測が難しい状況だが、同プロトタイプはスマートキーのアプリにより排出回数が把握できるため、管理者が補充しやすい点が強みだ。

また、生理用品は女性だけでなく、トランスジェンダーにも必要であるほか、病気を抱える男性にも使用されている現状を踏まえ、全ての人がそれぞれの事情で必要だと感じる時に使える設備として、女子/男子トイレの両方で実証実験を実施する。

今回の実証実験では、スマートキー制御の筐体が、実際の利用者の通常利用に耐えうるかを検証する。将来的には、生理用品の種類もさまざまなものに対応し、いろいろな施設で使えるように開発する考えだ。

実証実験に先駆け、LAQDAプロジェクトは無償で利用できる生理用品をオフィス女子トイレに置く実証実験を2019年12月~2020年1月に実施した。実験結果についてのアンケートを回収したところ、オフィストイレへの生理用品の設置を望む女性の声は99.5%に上った。

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