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カーボンファイバー素材にも対応——Flashforge、FFF方式3Dプリンター「Creator 3 Pro」を発表

Flashforgeは2021年10月18日、準工業級FFF(熱溶融積層)方式デスクトップ3Dプリンター「Creator 3」をアップグレードした「Creator 3 Pro」を発表した。Creator 3ユーザーからのフィードバックを反映し、全面的に性能を高めている。

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同社によると、Creator 3ユーザーからは、不安定なレベリングシステムやセンサーの誤作動の多さ、マニュアル調節の困難さ、低いプリント成功率、少ないモデルデータのメモリ容量などに対する不満の声が多かった。より多くのニーズに応えるため機能や操作性を全面的に改善し、より高精度で高効率な造形が可能なCreator 3 Proを開発した。

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これまで1個だったプリントヘッドの冷却ファンを2個搭載することで、これまでより最大3倍効率的に冷却しプリント品質を高めた。ビルドプレートはフレキシブルなソフトスチールプレートにすることで、接着性を高めながらモデルの大小にかかわらず剥がしやすくしている。さらに、110℃到達への到達時間がこれまでの15~20分から3~5分へ短縮した。

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デュアルエクストルーダーは新たにヒーティングアセンブリーデザインを取り入れ、加熱時間を2分から1分へ短縮。また、モジュール化により取り付け取り外しがしやすくなり、メンテナンスも容易になった。ノズルは0.4、0.6、0.8mmのステンレス鋼か、同サイズのカーボンファイバー複合フィラメント対応炭素鋼ノズルを提供することで、より多様な素材や形状の出力が可能になる。

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他にも、4.3インチのフルカラー対応タッチスクリーンの搭載や、Wi-Fi/USB通信への対応、密閉式チャンバーによる安定した温度制御、レベリングの精度を高めるプリントヘッドセンサーの調節など、プリント品質や操作性を向上させる機能を強化。既にIDEX(独立型デュアルエクストルーダー)など準工業級の高いスペックを備えたCreator 3が、さらなる進化を遂げている。

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