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Raspberry Pi財団、Piカメラ用Pythonライブラリー「Picamera2」プレビュー版リリース

Raspberry Pi財団は2022年2月15日、Piカメラ用Pythonライブラリー「Picamera2」のプレビュー版をリリースしたと発表した。Githubに公開しており、リポジトリのREADME.mdでインストール方法を確認できる。

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Piカメラ用のPythonライブラリーとして広く利用されている「Picamera」は、Raspberry Pi OSのDebian Linux「bullseye」バージョンアップに伴い、将来的にサポート対象外となる。そのため、後継ライブラリーとしてPicamera2の開発が進められている。

Raspberry Pi財団によると、Picameraはサードパーティー製のソフトウェアでありながら、Raspberry Piのイメージング機能に簡単にアクセスできる優れたライブラリーだとし、機能を引き継ぐPicamera2をインハウスで開発を進め、最終的には公式サポートパッケージとしてリリースする予定だとしている。

プレビュー版は正式リリース前の開発中の段階にあるため、十分な機能を発揮できないケースもある。例えば、Raspberry Piのハードウェア「h.264」エンコーダーを使ったビデオレコーディング機能は現段階では備わっておらず、数週間後の実装へ向け取り組んでいるという。現時点のプレビュー版では、以下の機能を利用できる。

  • Piカメラの設定と起動および、複数のイメージストリームの取得
  • スタンドアローン、もしくはQtアプリケーション組み込みによるプレビューウインドウズのサポート
  • カメラパラメーターへのクエリと設定
  • フル解像度の静止画をJPEGかPNGで取得
  • 画像解析アプリケーション向けにNumPy配列の生成

興味のあるユーザーに試用を促し、同財団が見落としている機能や、実装して欲しい便利な機能などについてのフィードバックを求めている。

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