Makeblock Japan、レーザーブレード加工機「xTool M1」のクラウドファンディングを開始
2022/03/28 11:30
Makeblock Japanは2022年3月25日、レーザーブレード加工機「xTool M1」のクラウドファンディングをGREEN FUNDINGで開始した。
同製品はレーザーによる切断と彫刻に加え、ブレードによる切断機能を搭載。レーザー加工とブレード加工の2種類の加工を1台ででき、さまざまな素材に対応している。
加工用レーザーにはクラス1の半導体レーザー(波長455nm)を採用。切断能力は8mm、彫刻精度は0.01mmで、回転装置(オプション)を利用することで円筒状の物体にも彫刻が可能となる。
高解像度カメラが紙や素材に描かれたデザインを自動で識別するスケッチカット機能と、さまざまな素材からイメージを抽出できる画像抽出機能を搭載しており、ユーザーのデザインデータ作成を支援する。また、内蔵カメラで素材を自動識別し、複数の処理を一度に実行するバッチ処理の機能も搭載。加工に関わる手間を省いてくれる。
作業エリアはレーザー使用時に385×300×16mm、ブレード使用時は365×300×16mm。本体サイズは557×453×230mm、重量は9.8kgで、オプションとして回転装置のほかに脱臭集塵機も用意している。
一般販売予定価格は21万7800円。GREEN FUNDINGでは25%オフの16万3350円で購入できるプランなどを用意している(価格は全て税込)。
GREEN FUNDINGでのクラウドファンディング実施に先立ち、2021年にKickstarterでキャンペーンを実施。最終的に、2869名の支援者から累計で3億611万円を集めている。GREEN FUNDINGでも目標金額の100万円をすでに達成しており、3月28日の時点で目標金額の10倍以上となる1055万円以上を集めている。リターンの出荷は2022年7月以降を予定している。