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壊れたプール自動清掃ロボットにRaspberry Pi Picoを搭載して復活させてみた

故障したPaxcess製プール清掃用ロボット「HJ2052」を改造し、Raspberry Pi Picoを搭載したプール清掃ロボットが、Raspberry Pi公式ブログで紹介された。

この清掃ロボットはプールの床や壁を自走し、ローラー掃除ブラシで物理的にこすって清掃する仕組みだ。制御用基盤にはRaspberry Pi Picoを搭載し、機械的な機能と、方向転換や水の排出タイミングなどを制御している。

保証期間内にもかかわらず部品が在庫切れとなってしまっていたため、この清掃ロボットを改造したSteven Chesser氏は、HJ2052を自力で修理することにしたようだ。駆動モーターやコントローラーボードが焼き切れ、補修用部品は既に製造終了となっていたため、自分でギアボックスを洗浄して部品をスチール製ベアリングに交換し、さらに修理後のコントローラーとしてRaspberry Pi Picoを採用した。

PoolRobot with Raspberry Pi Pico

Chesser氏は、自身のYouTubeチャンネルで作業中の様子や改造後の本体をプールで実際にテストした際に撮影した動画を公開している。

今回、自宅に予備として保有していたRaspberry Pi Picoを新たなコントローラーとして使用しているが、Chesser氏によるとRaspberry Pi Picoは「必要以上の性能だった」という。そのため、今後、いろいろとアップグレードできる余地もあるようだ。

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