Picossciは、Raspberry Pi財団が開発したARM Cortex M0＋デュアルコアのRP2040マイコンを搭載した基板シリーズだ。

また、Picossci Conta Base Board（ESP-WROOM-02搭載）は、センサーなどを乗せた小型基板（Contaモジュール）を接続できるRP2040マイコンボードだ。ESP-WROOM-02によるWi-Fi接続も可能で、最大4つのContaモジュールを接続できる。

RP2040の周辺構成はRaspberry Pi Picoと互換性を有するので、Raspberry Pi Pico＋Raspberry Pi Pico用Contaベースボードと同じ開発環境で開発可能だ。またマイコンボード上にはESP-WROOM-02（シリアル接続）に加え、AQM1248A小型グラフィック液晶ボード用の接続コネクターや5chのサーボ端子も用意されており、はんだ付けなしでさまざまな機器を構築できる。

Picossci Conta Base Board（ESP-WROOM-02搭載）は、スイッチサイエンスで販売し、価格は4950円（税込）だ。なお今後スイッチサイエンスはモータードライバ基板、単三電池で動作する基板の2種の販売を予定している。