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ドローンの大群を自律的に迎撃する防空システム「RAPIDFire」が登場

防衛関連企業の仏Nexterと仏Thalesは2022年10月19日、海事防衛産業に特化した展示会「Euronaval」のなかで、最新の防空システム「RAPIDFire」を発表した。同システムの役割は、ドローンなどの脅威から防衛装備や拠点などのプラットフォームを防御することだ。

RAPIDFireは自律動作する砲塔で、艦艇や車両への搭載や軍事拠点への設置を想定した「マルチドメインシステム」が特徴だ。また、連携する戦闘管理システムから受信した「目標設定データ」を使用することで、標的の捕捉から撃墜までの行程を自律的かつ自動的に遂行する。さらに、高い射撃精度を確保して、意図しない民間人を巻き込むリスクを回避している。

RAPIDFireの迎撃能力は、無数のドローンによる「スウォーム攻撃」に対応する。特に、対空防御システムの限界を上回る規模の「飽和攻撃」を想定しており、効果的に火器を選択することで、地対空ミサイルの消耗を抑えながら迎撃する。

弾薬は約30回の迎撃に相当する140発を装備し、その中からリアルタイムかつ自動的に選択することで、射程4km以内の多様な脅威を撃破する。対象となる標的は、水上バイク、浮遊機雷、徘徊型兵器、無人航空機、戦闘機、攻撃型ヘリコプター、ミサイルに至る。射程4000mの範囲内で多様な脅威を撃破できる。

計画では2023年初頭、フランス海軍の補給タンカー「Jacques Chevallier」に搭載し、海上での運用に必要な認証を受ける予定だ。

fabcross for エンジニアより転載)

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