特集は、マイコン向けにチューニングしたMicroPythonを解説する「マイコン試作＆学習　MicroPython教科書」だ。

第1部「言語の学び方」では、MicroPythonの言語機能、使用するマイコンボード、プログラミング環境、言語仕様などを解説している。

第2部「ネットワーク接続」では、マイコンボードをネットワークに接続するためのWi-Fi、UART接続、MQTT通信／HTTP通信などを解説する。

第3部「センサ・データの取得」では、センサーを制御するためのデバイスの仕様書を読んでMicroPythonでプログラム化、超音波距離センサーや土壌水分センサーの読み取りなどを行う。

第4部「データの表示」では、GPIO操作とタイマ割り込み、SPI接続などを行う。

第5部「Wi-Fiマイコンの良さを生かしたクラウド連携の製作例」では、Wi-Fi接続／LCD表示／センサーデータ取得などを組み合わせた、自動水やりシステムの製作を解説する。

第6部「付録」では、モジュールのリファレンス、文字列のフォーマット、ATコマンド対応ファームウェアなどを扱っている。

別冊付録として、「プログラミング学園 Python部」が付属。B5判194ページで、価格は1320円(税込)だ。