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木の葉みたいな種のお便り——3Dプリンターで葉脈を再現した種子入りオブジェ「葉が記」

3Dプリンターとバイオ素材で木の葉の葉脈を美しく再現した種子入りオブジェ「葉が記」が、GoodMorningでクラウドファンディングを開始した。

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葉が記は、生分解性プラスチックを3Dプリントしたものに、DIYバイオプラスチックと呼ばれる寒天をベースにした素材を組み合わせて木の葉を再現。3Dプリントした葉脈部分は実際の葉脈をデータ化して再現したという。

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モチーフとなった葉っぱは「ツバキ」「ハナミズキ」「イロハモミジ」の3種類。葉が記の中にはそれぞれの植物の種が埋め込まれており、土に埋めた場合はDIYバイオプラスチック部分が溶けて種が残り、いずれ芽を出すという。そのまま室内にディスプレイして鑑賞用としたり、土に還して芽吹きを楽しむこともできる。葉脈部分は、土壌中で3年ほどで分解する生分解性プラスチック素材を使っている。

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プロジェクト主体は、新しい価値の創造のための複合施設「100BANCH」で活動するプロジェクトチーム「紋葉」。葉が記を「時を超えて葉の美しさと生態系を保存する”葉のタイムカプセル”として、みらいに向けて送る、葉の便りにしたい」とのことだ。

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支援およびリターンは、「葉が記」(各種)1枚をお届け!(5000円)、「葉が記」全3種類(ディスプレイ付き)をセットでお届け!(1万8000円)、オーダーメイドの葉が記をお届け!(2万5000円)などが用意されている。

プロジェクト目標額50万円で、2023年3月7日までクラウドファンディングを実施中だ。

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