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Creality、FFF方式3Dプリンター「CR-M4」とレーザー彫刻機「Falcon2」を発表

Crealityは、FFF方式3Dプリンター「CR-M4」とレーザー彫刻機「Falcon2」を発表した。

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CR-M4は、最大450×450×470mmの造形エリアを備え、大型モデルの造形や小型モデルのバッチプリントに適している。サポートロッド2本を使ったデュアルZ軸や強固なトライアングルフレームのガントリー構造、高品質パーツが安定した長時間の連続運転を可能にする。

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Y軸には、高品質な軸受鋼を高精度なCNC加工で仕上げたデュアルリニアガイドを採用しており、摩耗やバックラッシュを抑制し、30kg以上の荷重に耐える。高精度ステッピングモーターによる正確かつスムーズな動作が可能だ。

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USBメモリ、USB Type-C/RJ45ケーブル、Wi-Fi接続に対応し、使いやすさを向上。本体の4.3インチタッチ式カラースクリーンUIや、PCを接続し「Creality Print」を使って操作ができる。また、インターネットを介して「Creality Cloud」からのリモートモニタリングや、複数のCR-M4を接続しての同時プリントにも対応する。

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デュアルギアのダイレクトエクストルーダーは強力な押し出し力を備え、ホットエンドは300℃まで加熱できる。0.4mmの標準ノズルは必要に応じて0.6/0.8mmノズルに交換可能で、径1.75mmのPLA、PA(ナイロン)、耐熱性ABS、PLA-Wood、PLA-CF、フレキシブルTPU、PETGフィラメントに対応する。

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本体サイズは655×700×865mm、重さは22.48kg、プリント精度は±0.1mm、レイヤー厚は0.05~0.35mmだ。価格は1099ドル(約14万8000円)からとなっている。

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10Wのレーザー加工機「CR-Laser Falcon」をアップグレードしたFalcon2は、22Wレーザーの採用により彫刻とカット能力を大幅に向上。前モデルでは不可能だった、15mmのウッドや10mmのブラックアクリル、0.05mmのステンレス鋼板をワンパスでカットでき、加工スピードは25000mm/minと10倍高速化した。

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新たに搭載したエアーアシスト機能は手動/自動でエアーフローを調整でき、煙の排出やレーザーレンズを保護する。また、エアーフローの強さとレーザーレンズの汚れ、出火を検知する3モニタリングシステムを搭載し、加工品質と安全性を向上する。

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プリアセンブル構造のため、3ステップで簡単に組み立てられる。アルミニウム製の本体と内蔵スライドレールが動作の同期と安定性を高め、耐摩耗ホイールが高速かつスムーズな動きを持続する。PCにつながなくても、加工対象物の正確なプレビュー、位置決め、調整が可能な設計となっている。

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価格は1199ドル(約16万1000円)だ。

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